我々、日本人にとって仮想通貨とは馴染みがないイメージが先行しますが、銀行が投資をしている仮想通貨があると聞くと、興味が湧いて来ます。

少し前の話をしますが、6月29日経営近況報告会でSBIホールディングスCEO 北尾吉孝社長の発言のお話をします。

SBIは2016年1月に60億円の出資を行い、次世代決済基盤を開発するアメリカのリップル社とSBIは2016年5月18日ジョイントベンチャーとして 出資比率60:40でSBIリップルアジアの構築。更に同年9月にgoogleをはじめとした9社と約60億円出資し、リップルへの投資を継続して行っています。

そして、今年の6月後半に内外為替一元化コンソーシアム発足し、日本の名立たる銀行(三井銀行、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行など)国の銀行をあげて参加しました。

内外為替一元化コンソーシアムとは?

ブロックチェーンの分散台帳技術などを活用し、国内為替と外国為替を一元化し、24時間リアルタイムでの送金インフラ構築を目指す組織です。内外為替を「RCクラウド」というこのコンソーシアム専用のプラットフォームを米国リップル社の技術基盤の上に構築し世界で初めての試みを図る超大型ビジネス基盤の発表です。

大きな特徴としてリップルが開発したインターレジャーテクノロジー(ILP)で国際送金システムコストを33%ダウンし、さらに仮想通貨である(XRP)を使うことで送金コストが60%下がるとの事。

銀行にメリットがあるということは、私達に向けたサービスも良くなる見通しで、手数料等の出費などが殆どかからなくなる様になります。

RCクラウドは2017年3月に実証実験が完了し、商用利用に向けての検証を進めている段階で2017年夏から冬にかけて外国為替商用利用開始し、2017年度内に内国為替をプラットホーム上に拡大させていくそうです。f:id:moneygamex:20170620160917j:plain

 

そして更に、SBIバーチャル・カレンシーズ(取引所)を年内に立上げ、更に来年香港でも

SBIバーチャル・カレンシーズを立上げ、リップル(XRP)を大きく盛り上げていくという事です。

国を代表する証券会社が投資を行い、更にそのビジネス基盤に日本の名立たる銀行も参加している

という話だと、仮想通貨に抵抗がある人でも、それだったらリップル(XRP)は買っておこうかな?って思いますよね。

リップル推しの人が多い背景には、こういった話があるからです。

デメリット

良いことだけを今までは書きましたが中立な立場としてデメリットもここでお話します。

リップル自体は送金目的で利用される通貨であるため、物を買ったり売ったりする事が出来ないということ。

投資して、他の仮想通貨若しくは、円やドルに最終的には換金する事しか利用価値がないということです。

そして、ブロックチェーンを利用していないということ、独自のXRP Ledgerというブロックチェーンに似たシステムを採用しているところでリップル社を始め様々な企業のバックアップがあるため、セキュリティは高いが、最大のデメリットである非中央集権ではないということです。

ビットコインが誕生した背景には非中央集権という目的があったからこれだけの盛り上がりをみせていますが、その反対勢力という位置づけになります。

この点に関しては、中央集権であることで、国の保護が受けられるというところはメリットはありますが。