POWとPOSの記事でもお話させて頂きましたが、間欠にいうとマイニング方法の違いです。

マイニングとは、取引の検証です。不正がなく正しい取引であるを事をブロックチェーン上で、いくつも検証していき、最終的に銀行を介して行われる取引と同等の取引が可能にすることです。

銀行で取引を行う事と同等の信頼を持つ為には、セキュリティの保護は非常に重要です。

その保護は取引の検証と同時に、ブロックチェーン上でマイナー(マイニングをする人)人たちに保護され、 その代償として、検証とセキュリティの強化をしてくれたマイナー(マイニングをする人)に仮想通貨が発行される仕組みになっています。

ビットコインはPOW「Proof of Work」のマイニング方式で内容は【コンピュータの仕事量です】

イーサリアムやリスクはPOS「proof of steak」のマイニング方式で内容は【保有量+コンピュータによる計算です】

そして、その進化系であるPOI「Proof of Importance」はどんなマイニング方式?

POI

正式には、プルーフ ・オブ ・インポータス「Proof of Importance」と呼びます。

重要度の証明」という意味です。

保有している人が決済等でコインを動かし、動かした量から優先的にコンピュータによる計算を行う事。

マイニング方法 = 保有量+決済等で動かした量+コンピュータによる計算

つまり、決済等でPOIコインを使えば使うほど、コンピュータによる計算が出来る仕組みになります。

POSの欠点である、保有している人だけが儲かるシステムではなく、より平等に使う人が得をするシステムとなります。

通貨の移動が起こらないとマイニングが出来ない仕組みですので、デフレになり難くより、インフラへ向けたマイニング方法といえます。

仮想通貨のNEMがこのマイニング方式を取り入れている事が有名ですね。

NEMではこのマイニングの事をハーベストと呼びます。

NEM同様に2015年に誕生したマイニング方法で、まだその歴史は浅いですが、このマイニング方式によりNEMのインフラが始まれば、非常に期待が出来るマイニング方式といえます。

EigenTrust++という、ブロックチェーン上で、ノードを監視するアルゴリズムを導入しているため、悪意のある者が不正にハーベストが出来ない仕組みを取っているところも評価出来ます。

ハーベストのやり方も非常に簡単で、下記の条件を満たせばハーベストが出来ます。

①1万NEMの購入

②NEMのナノウォレットに保管

③スーパーノードの取得

④ナノウォレットでハーベストモード(マイニングを実行するモード)に切り替え

です。

あとは、スーパーノード(NEMを動かす人)が、 1回に1000XEM以上の送金を行い、30日以内(43200ブロック以内)の取引が発生していればマイニング報酬が入る仕組みになります。

この委託するハーベストにより、電気代はかからず、0円でハーベストが行えます。

逆にスーパーノードになり、自らマイニングを実施する事も可能ですが、この場合では最終的にコンピュータ処理が必要になるので、個人のPCが必要になり以下の条件が必要になります。

帯域幅 5000kbpsあるいはそれ以上 3ノードから平均2MBがダウンロードされます。
チェーンの高さ 同期されている必要があります。 4ブロック以上遅れてはいけません。
チェーン部分 正確なチェーンの一部50ブロックをアップロードすること ノードからダウンロードされたハッシュは、正確性の基準となるチェーンと比較されます。
計算速度 最低秒間2000回繰り返しハッシュができること ノードは、32バイトシードの10000回繰り返し計算するように求められます。スピードと最終的な精度が測定されます。
保証金 3,000,000XEM ノードは、300万XEMを保有するアカウントのデリゲートキーで起動する必要があります。
NISのバージョン 最新であること 管理者はすぐにアップデートするべきです
Ping 200ms以下 他のすべてのノードに収集されたPingのうち、少なくとも一つは試験に合格しなければなりません。
応答性 ノードは10回の連続したブロックチェーンの高さリクエストに応答する必要があります。 少なくとも9つのリクエストへの応答の時間が全体でほぼ1秒であれば合格することができます。

http://nemmanual.net/supernode_require.html(NEMの説明書さんより抜粋)

少なくとも300万NEMと4ブロック以上ハーベストモードに委託している人がいて、ネット環境、PCの動作環境がないとスーパーノードになれません。

ええ、スーパーノードになるには非常にハードルが高いです。。。この辺は、デメリットですね。

デメリット

コインを動かす事で、POSのデフレになる危険性は緩和されましたが、よりインフレに向かったところが最大のデメリットといえます。

そう、インフレが広がり、POIコインを持つ人達が増える事で銀行の存在が危ぶまれる事が懸念されるからです。

コインを作った制作側が、1番儲かる仕組みであるということはPOSコインと変わりはありません。

コインを制作する上では仕方のない事ですが、ここがデメリットとなります。

NEMの将来性は非常に感じられますが、その先にあるものは国の規制という大きなハードルが待ち構えているというところです。

非中央集権を目的とした金銭管理をビットコインで端を発した仮想通貨全てに言える事ですが

非中央集権 VS 中央集権の鬩ぎ合いは今後、必ず起こり得ます。

このあたりに付いては、非中央集権の仮想通貨である以上、永遠の課題となりますので、今後の世界情勢等を読み解きながら良い判断をしていきたいところですね。

まとめ

マイニング方法 = 保有量+決済等で動かした量+コンピュータによる計算

POSの欠点である、保有量に応じて採掘量も多くなるというところを

動かし、動かした人に重要度を持たせ「重要度の証明」が行われるシステムです。

通貨の移動が起こらないとマイニングが出来ない仕組みですので、デフレになり難くより、インフラへ向けたマイニング方法といえます

コインを動かす事で、POSのデフレになる危険性は緩和されましたが、よりインフレに向かったところが最大のデメリットといえます。

POIコインのインフレ=国としては非常に邪魔な存在となります。

ここは、POS同様に規制という大きな壁が存在しますね。